ラグドール(Ragdoll)はネコの品種の一つ。長毛種。品種名は英語でぬいぐるみ人形(英語版)を意味する「ラグ・ドール (rag doll)」に由来する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラグドールはその名前の通り、抱っこするとぬいぐるみのようにリラックスする性質が魅力の猫種です。
しかし、すべてのラグドールが抱っこを好むわけではありません。
中には抱っこされるのを嫌がる子もいます。
今回は、ラグドールが抱っこ嫌いになってしまう原因と、その解消方法についてご紹介します。
実際、我が家の猫も抱っこは苦手でしたが、いろいろな方法を試したことで短時間の抱っこならさせてくれるようになりました。
爪切りや顔拭きなど、お手入れをする時に大人しく抱っこさせてくれるのでとても助かっています。
\抱っこ?嫌いじゃないけど短時間で頼むわ。。/
\爪切りの時はこの抱っこをしています。お尻をしっかり支えます/
まず、抱っこ嫌いの原因を探ろう
まずは、なぜラグドールが抱っこを嫌がるのかを理解することが大切です。
次のような原因が考えられます。
①過去のトラウマ
- 過去に抱っこされて怖い思いをしたり、不快な経験をしたりすると、抱っこが嫌いになることがあります。
②性格や気質
- 猫にも個々の性格があります。
- 生まれつき抱っこが苦手な猫もいるため、無理強いしないことが重要です。
- SNSで沢山のラグドールを見かけますが、抱っこ大好きで膝に乗りたがる子や、抱っこは苦手で逃げ回る子、そもそも撫でられるのもそんなに好きではない子、、、同じラグドールでもとっても個性豊かです。
③体調不良の場合もある
- 当然ですが体に痛みや不調があるとき、触られるのを嫌がることがあります。この場合はよく観察し、獣医師に早めに相談しましょう。
④抱き方が不適切
- 猫が不安定に感じたり、不快な姿勢で抱かれたりすると、抱っこを嫌がることがあります。
- 背後から近づいて急に抱きかかえると猫は驚いてしまうので避けましょう。
\足をしっかり支えて安定させると嫌がりません/
いずれの点でも猫ファーストで考えることが大切ですね。
抱っこ嫌いを解消する方法を試してみよう
原因が大体わかったところで、具体的な解消方法をご紹介します。
大切なのは、猫にストレスを与えず、徐々に慣れさせることです。
焦りは猫に伝わってしまうので禁物です。
①信頼関係を築く
- 抱っこを始める前に、猫との信頼関係を築くことが大切です。
- 優しく撫でたり、おやつをあげたりして猫が安心できるように配慮しましょう。
②機嫌が良い時に近づく
- いきなり抱っこするのではなく、まずは猫が機嫌よくリラックスしているときに近づき、優しく触れることから始めましょう。
③正しい抱き方を学ぶ
- 猫が安心できるように、正しい抱き方を学びましょう。
- 猫の体、特に後ろ足をしっかり支え、頭や背中を安定させることがポイントです。
- 自分がキャットタワーになったつもりで猫を支えましょう。
\足を支えて、肩に軽く乗ってもらう方法も。安定するのでおすすめ/
④抱っこは短時間から
- 最初は短時間だけ抱っこし、徐々に時間を延ばしていきます。
- 猫が嫌がったらすぐに降ろし、無理強いしないようにします。
- 「降りたいと思ったらすぐに降ろしてもらえる」と猫に感じてもらい、抱っこへの心理的なハードルを下げていきます。
\もう降りたーい!!/
⑤ご褒美を活用する
抱っこに成功したら、その場でなにかご褒美をあげましょう。
ご褒美はおやつでも褒め言葉でも良いです。
そうすることで、「抱っこは自分にとってメリットがある!」と理解してもらえます。
\我が家の定番おやつです/
抱っこ以外のコミュニケーション方法もある!
👤「色々試したけど、うちの猫ちゃんはどうにも抱っこが苦手みたい。。。涙」
という方もいらっしゃると思います。
でも大丈夫!抱っこだけが猫との楽しい時間ではありません。
抱っこ以外の方法でコミュニケーションを図りましょう。
声を掛けながら優しく撫でる
猫がリラックスできるように優しく撫でてあげることも、信頼関係を深める方法の一つです。
猫は言葉を全て理解することはできなくとも、優しく語りかけ触れてくれる飼い主の雰囲気を感じ取ってくれます。
飼い主さんにしか分からない猫ちゃんの【撫でてほしいポイント】に丁寧に触れていきまし
ょう。もし猫ちゃんの気分が乗らないようであれば、次の機会を待ちましょう。
猫ちゃんのペースを尊重する姿勢が大切です。
一緒に遊ぶ
一緒に遊ぶことで、猫との絆はどんどん深まっていきます。
お気に入りのおもちゃや追いかけっこなどで遊んであげましょう。
遊ぶことで猫の狩猟本能が刺激され、ストレス解消にもなって一石二鳥です。
諸説ありますが、猫の集中力は15分くらいと言われています。
忙しい飼い主さんも、15分ならなんとか捻出して、猫と一緒に集中して遊ぶことができるのではないでしょうか。
\遊ぶの最高!/
\我が家のラグドールはこの猫じゃらしが大好き!/
話しかける
飼い主がよく話しかけていると猫もこちらに鳴き声で意思表示してくれるようになります。
最初はなかなか意思疎通ができなくても、長い時間を過ごすうちになんとなくお互いの感情や意志を汲み取れるようになります。
猫は言葉さえ話しませんが、
飼い主をよく観察し、感情の機微を感じ取っているそうです。
飼い主が機嫌はいいか、怒っているのか悲しんでいるのか実は動きや声のトーンで伝わっているのでしょうね。
ちなみに、我が家の猫はよく話しかけてきますよ。
秘密のアイコンタクト
猫がこちらを見て、ゆっくり両目まばたきをしてきたことはありませんか?
実はそれは、
「あなたを信頼しているよ」
「仲間だよ」
という猫からの親愛メッセージなんです。
そんなアイコンタクトをを受け取ったら、
ぜひ人間も猫の目を見てゆっくりまばたき返しをしてみてください。
もしかしたらさらにもう一度、両目まばたきを贈ってくれるかもしれません。
言葉のいらない、猫との幸せなやりとりになるでしょう。
大切なのは猫との信頼関係&コミュニケーション
ラグドールが抱っこ嫌いになる原因はさまざまですが、無理強いせず、猫のペースに合わせて少しずつ慣れさせることが大切です。
信頼関係を築き、正しい抱き方を学び、ご褒美を活用することで、抱っこ嫌いを解消できるかもしれません。
それでも抱っこが苦手な場合は、他の方法でコミュニケーションを取り、愛情を注ぎましょう。
\抱っこだけが愛情表現じゃないよね💙/
抱っこは愛情表現やコミュニケーションの一つに過ぎません。
一気一憂せず、目の前の猫と心穏やかに向き合うことが何より大切です。
ラグドールとの楽しい時間が増え、飼い主も猫ちゃん自身も満たされた気持ちで過ごせるように願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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