友人からおすすめされたので読んでみました。
テクニック的な話が多い印象でしたが、
誰かと会話する時に自分はダメなことをいっぱいしていたな〜と
気づきが溢れて止まらなかったので、みなさんに紹介させていただきたいと思います。
人間の最大の関心ごとは自分自身だ
人間の心理を理解するためにには、人間の「あるべき姿」ではなく、
人間の「ありのままの姿」を直視する必要がある。
では、人間のありのままの姿とは何か?
それは、「人間は他人のことよりも自分のことにずっと大きな関心を持っている」
ということである。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
「私は自分より人を優先させるタイプです」
という方もいると思いますが、
自分の事がどうでもいいわけでは無いと思います。
自分の事を大切に扱ってくれる人には良い印象を持つし、
自分のことを雑に扱ってくる人には正直不信感を感じます。
家族も友人も周囲の人も大事だけど、
やっぱり自分自身の事に一番興味があるのが人間ではないでしょうか。
この本では、そんな人間の深層心理を考慮し、
【相手を話題の中心にしてコミュニケーションすることが大切だ】
と説明されています。
\私はいつだって自分中心💜/
あなたの語彙から「私」という単語を排除しよう
会話で意識した方が良いこと
あなたの語彙から「私」という単語を排除しよう。
そして、「私」を「あなた」という単語に置き換えよう。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
これはちょっと衝撃的でした。
そんな事を意識したことは今まで一度もなかったからです。
いかに自分が普段から「私」についてばかり話してきたのが振り返ることができました。
自分について喋りすぎていたと思います。
これを意識するだけで、
相手がとても喋りやすい雰囲気になると思います。
「私」を話題の中心として得られるのは自己満足だけである
「私」(=自分)を話題の中心として得られるのは自己満足だけである。
大切なのは、あなたが自分の発言に満足できるがどうかではなく、
相手がそれをどう思うかである。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
これを読んだ時には耳が痛かったです。
今まで自己満足でしゃべったことがどれだけあっただろう。
考えてみれば、周囲から信頼され、人望がある方は
自分のことより相手の話をしっかり聞いていました。
独りよがりにしゃべって自己満足を得ていては、
周囲に人は寄ってきませんね。
\私の話も聞いてよね!まったくもう。。。ちゅーる(おやつ)が欲しいの!/
相手の意見に反論する必要は実際には滅多にない
愚か者ほど反論したがる
たとえ相手が間違っていても、
賛同することができれば、それはあなたの器が大きいことの証であり、賢者のしるしである。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
会話の中で、何か間違っている事を見つけたとしても、
むやみに反論することは得策では無いようです。
「間違っている」と感じても、人によって正解や感じ方、持っている価値観が違います。
時間が経ってから、「実は自分の考えの方が間違えていた」と気づいたことはありませんか?
私は、実は結構何回もあります。(その節はスミマセン。。。)
「自分の正義を振りかざす」人にならないように気を付けたいですね。
相手の意見に反論するのは、絶対的な理由があるときだけにする
相手の意見に賛同できないことはよくあるが、
「絶対に反論しなければならない場合」を除いて、それをわざわざ口に出す必要はない。
また、相手の意見に反論する必要はめったにない。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
「相手の間違いは、聞き手が訂正しなければ」
という思い込みを持っている方は少なくないと思います。
違うと思っても、ひとまず聞く。
わざわざ戦う必要はないということですね。
自分の間違いに気づいたら、素直に認める
自分が間違っていたときは、「すみません、私の間違いでした」と言おう。
自分の間違いを素直に認められるのは、器が大きいことの証だから、そういう人は尊敬される。
一方、器の小さい人は自分の間違いを認めようとせず、嘘をついたり弁解したりして誤魔化そうとする。当然、そういう人は尊敬されない。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
はい、、、、もう耳が痛すぎて取れそうです。
器の小さい人間になりたくないので、
間違えた時はどんなに気まずくても即謝罪しようと思います。
あぁ、読み進めるごとに自分の器の小ささに気付かされてしまう本です。。。
全ての人が大切にされたいと思っている
あなたにとって自分が大切なように、相手にとっても自分が大切なのだ
という事実を肝に銘じよう。
人の心をつかむうえで、この特徴をうまく活用できるかどうがが成否のカギを握る。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
みんながみんな、自分を大切にしてもらいたいと感じている。
なんだかそう思うと世の中の人々全員が愛おしい存在に思えます。
人間はそれぞれに違った価値観や人間性、環境を持っていますが、
根本はこれなのだと感じます。
自分を大切にするけれど、人の事も同じように大切にする。
コミュニケーションでも同じこと。
改めて自分のコミュニケーションの取り方や、
人への向き合い方について考えさせられました。
まだまだ伸び代がたっぷりありそうです。
\今までのことは水に流すわ。今後がんばんなさいよ。/
人として当たり前だけど、忘れがちな事がたくさん
この本の最後の方では
- 感謝の気持ちを言葉で伝えることを習慣化する
- 会話では相手の名前を呼ぶ
- 誠実な態度を取る
- 情熱を燃やす
- 緊張しすぎない
- 自分をよく見せるために他人の悪口を言わない
- 他人を中傷しない
こういった、わかっているけど感情に任せてうっかりしてしまいそうになる事
についても触れられています。
最後に著者からのアドバイス
知識は、活用して初めて価値を持つ。
この知識を自分と家族のためにいますぐに活用してほしい。
あなたの行動力に期待している。
引用・書籍「人の心をつかむ15のルール」
本を読んでも実践しなければ意味ないですね。
【人間は大切にされたい生き物である】
このことを肝に銘じて、自分や周囲の人を大切にし、
今よりもっと楽しく充実した毎日にしていきたいですね。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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