髪のパサつき、加齢のせい?原因3つと今日からの対策
「最近、髪のまとまりが悪くなった」「鏡を見ると髪にツヤがない……」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、40代以降に感じる髪のパサつきは、単なるダメージだけでなく、加齢による髪質の変化が大きく関係しています。
今回は加齢によるパサつきの原因と、自宅で今日からできる改善方法を徹底解説します。
髪のパサつきの原因の一つは加齢

結論を言うと年齢を重ねてから感じる髪のパサツキの原因は、加齢によるものです。しかし原因は加齢だけでなく、環境や日々のケアから多くの影響を受けています。
「髪がパサパサ・まとまりにくい・ツヤがない」…それは老化と環境の影響かも
30代後半から40代にかけて、多くの方が「髪の毛の変化」を実感し始めます。
かつてはシャンプーだけで決まっていたセットが、いつの間にかヘアアイロンを使ってもツヤが出ず、全体的に乾燥した印象に。
これは、年齢による老化だけでなく、蓄積された紫外線やカラーリングのダメージ、さらに女性ホルモンの低下といった内的要因と外的要因が重なることで起こります。
加齢による髪のパサつきは、日常ケアとサロンケアの組み合わせで軽減できる
「もう年だから仕方ない」と諦める必要はありません。老化を完全に止めることはできませんが、適切なケアでパサつきを軽減し、健康的な美髪を取り戻すことは可能です。
大切なのは、表面だけのケアではなく、内部への補修と地肌(頭皮)の環境を整えること。ホームケアと美容室でのサロンケアを賢く組み合わせるのが効果的なアプローチです。
【セルフチェック】髪質・頭皮・ダメージのどこに原因があるか見極めよう
まずはご自身の状態をチェックしてみましょう。
- 根元はベタつくのに毛先はパサつく → 皮脂バランスの乱れ
- 髪が細くなり、うねりが出てきた → 毛穴のゆがみ・エイジングケア不足
- 指通りが悪く、絡まりやすい → キューティクルの損傷
【原因3つ】加齢で髪の毛に起きる変化

加齢によって髪には色々な変化があらわれます。
原因① 女性ホルモン低下でうるおい不足

女性の体は、40代を境にエストロゲン(女性ホルモン)が急激に減少します。
これにより、肌と同様に頭皮のコラーゲンやヒアルロン酸も減少し、皮脂の分泌も低下。結果として髪の潤いを保つ力が弱まり、慢性的な乾燥を引き起こします。
原因② キューティクルの乱れ・成分流出

髪の表面を保護するキューティクルは、年齢とともに剥がれやすくなります。
そこへ毎月の白髪染めやヘアカラー、日々の紫外線が加わると、髪の脂質が流出。バリア機能が低下し、さらにパサつきが悪化する悪循環に陥ります。
原因③ 内側のたんぱく質不足と空洞化
髪の主成分はたんぱく質(ケラチン)です。加齢により髪の生成力が落ちると、髪の芯であるコルテックスの密度が低くなり、内部がスカスカな「空洞化」状態に。
これがハリコシの消失やボリューム不足、抜け毛の原因となります。
加齢による髪のうねり・くせ毛化がパサつきを増やす

加齢によって髪がうねり、パサつきが増していきます。
頭皮が老化して毛穴がゆがみ、うねりが出てまとまりが落ちる

地肌の弾力が失われると、丸かった毛穴が楕円形にゆがみます。
そこから生えてくる髪は、断面が歪んだくせ毛(うねり)に。光を綺麗に反射できないため、ツヤ髪が遠のき、パサついて見えてしまいます。
縮毛矯正・ヘアアイロンの過度な使用はパサつきに与える影響大
うねりを抑えようとして、毎日高温のヘアアイロンを使いすぎたり、無理な縮毛矯正を繰り返すと、熱によるタンパク質の変性が起き、さらに髪は硬くパサパサになります。
枕との摩擦など、些細な刺激にも敏感になるのが大人の髪の特徴です。
今日からできる基本ヘアケア方法!洗い方でパサつき改善

特別なケアをしなくても大丈夫。すぐに取り入れられる基本ケアでパサつきを改善しましょう。
ブラッシング→予洗い→洗い方のコツ
- ブラッシング:乾いた状態でブラシを通し、汚れを浮かせます。
- 予洗い:ぬるま湯で1〜2分。ここで汚れの8割は落ちます。
- 洗髪:シャンプーをしっかり泡立て、指の腹で頭皮マッサージするように。洗浄力の強すぎるものは避けましょう。
シャンプーはアミノ酸系がおすすめ
大人世代には、潤いを守りながら洗えるアミノ酸系シャンプーがおすすめ。成分表に「ココイル〜」「ラウロイル〜」とあるものを選びましょう。
保湿成分としてセラミドや天然由来エキスが配合された製品は、地肌の乾燥を防ぐのに有効です。
コンディショナー・トリートメントの効果的な使い方

トリートメントは毛先を中心に揉み込みます。時間をおく(3〜5分)ことで浸透が高まります。
すすぎはヌルつきがなくなるまで丁寧に。あとに残ると頭皮トラブルの原因になります。
ツヤを引き出すドライヤーやタオルドライの方法
ゴシゴシ擦るタオルドライは厳禁。優しく押さえるように水分を拭き取ります。
ドライヤーは根元から乾かし、最後に冷風を当てることで、開いたキューティクルが閉じ、ツヤとまとまりがアップします。
市販でOK!トリートメント・オイル・美容液で保湿&補修

ひと昔は「市販のヘアケア商品はよくない。サロンで販売されているものを使うべき」という意見が多く見られましたが、市販のヘアケアの品質は近年大幅に上がっています。
ヘアケアはお財布に無理のない範囲で継続していきましょう。
市販トリートメントを選ぶ際には成分をチェックしよう
ドラッグストアで購入する際も、成分をチェックしましょう。
リペア力の高いケラチンや、水分を抱え込むヒアルロン酸入りのアイテムが心強い味方です。
仕上がり別・アウトバストリートメントの選び方
- ヘアオイル:油分でコーティングし、ツヤと保護効果。
- ヘアミルク(美容液):内部の保湿に優れ、柔らかい仕上がりに。
乾燥がひどい時は、ミルクで補給した後にオイルで蓋をする「重ね付け」もおすすめです。
週1の自宅スペシャルケアで集中改善

週に一回、スペシャルケアを取り入れましょう。髪のツヤや手触りが改善するはずです。
集中トリートメントやヘアマスクで内側補給しツヤを取り戻す
週に1〜2回のスペシャルケアとして、濃厚なヘアマスクを取り入れましょう。
髪のコルテックスまで成分を届けることで、スカスカになった内部を密に整えます。
頭皮マッサージで血行ケアし、根元の立ち上がりやボリューム対策しよう
頭皮マッサージは、血行促進に不可欠です。血流が良くなることで、毛根に酸素と栄養が行き渡り、これから生えてくる髪を健康的に育てます。
リラックスタイムに取り入れてみてください。
食事・栄養・ストレスが髪質に与える影響は大きい

年齢だけでなく、生活習慣は髪質に大きな影響を与えます。
生活習慣を見直して髪質を向上させましょう。
たんぱく質・亜鉛・ビタミンなどを意識した食生活にしよう
髪は食べたものから作られます。筋肉や肌と同じく、主成分のたんぱく質は必須。
さらに、合成を助ける亜鉛やビタミンB群、ミネラルを摂取する食生活を意識しましょう。
睡眠不足・ストレスでホルモンが乱れると髪にもよくない
睡眠不足やストレスは、自律神経やホルモンバランスを乱します。
特に夜22時〜2時は成長ホルモンが分泌される大切な時間。質の良い睡眠が、髪の細胞の活動をサポートします。
サロンケアは賢く活用しよう

日常のケアではカバーできない悩みにはサロンケアも活用しましょう。自分に必要なサロンケアの見極めが大切です。
ダメージが深刻な場合は迷わずサロンケア
プロの技術による髪質改善(酸熱トリートメントなど)は、一度の施術で大きな変化を実感できます。
ダメージが深刻な場合や、手っ取り早くツヤ髪にしたい場合は、美容室で相談するのが一番の近道です。
カットで毛先のダメージをリセットするのもおすすめ
傷みすぎた毛先は、思い切ってカットするのも手。枝毛やパサついた部分を整えるだけで、髪全体の指通りが劇的に変わります。
よくある髪のパサつきQ&A

ヘアケア初心者にありがちな質問をまとめました。
Q1.40代以降に急にパサつきが目立つのはなぜ?
A.更年期に向けたホルモンの変化が加速するのがこの時期だからです。
「今までと同じケア」では足りなくなっている証拠。保湿重視のヘアケアへの切り替えが必要です。
Q2.トリートメントしても改善が見られない。どうして?髪ではなく頭皮が原因かも
A,髪のダメージではなく、地肌の老化(うねり)が原因の場合、表面を潤すだけでは治りません。頭皮ケア用品を併用してみましょう。
Q3.まず何から始めたらいい?
A.基本は「洗浄・補修・保護」の3ステップです。まずはシャンプーをアミノ酸系に変え、乾かす前に1本、アウトバストリートメントを取り入れることから始めてみてください。
大切なのは日々のケア

日々の積み重ねが、数年後のあなたの髪を作ります。
お気に入りの家で過ごす時間がもっと楽しくなるように、今日から少しだけ髪の毛を労わってあげましょう!
