40代からの家計見直し術|住宅ローンと上手に付き合う5つのコツ

「このまま住宅ローンを払い続けて本当に大丈夫かな…」
「子どもにお金がかかるようになって、貯金ができなくなってきた」
そんな不安を感じるのは、あなただけではありません。
30代後半から40代にかけては、仕事・子育て・住宅ローン・老後資金…すべてが重なり始める人生のターニングポイント。
だからこそ、「家計の見直し」は今やっておくべき大事な習慣です。
今回は、住宅ローンと上手に付き合いながら、家計を整えていくための5つのコツをご紹介します。
まずは現状把握!家計を「見える化」しよう

最初にやるべきは「現状を把握すること」。
節約術や投資の話の前に、いま自分たちがどこにお金を使っているかを知ることが必要です。
- 月々の固定費(住宅ローン・保険・通信費など)
- 変動費(食費・外食・交際費など)
- 教育費やレジャー費
ざっくりでもいいので「今月使った金額」と「何に使ったか」を家族で共有するだけで、お金の流れがぐっとクリアになります。
住宅ローンの返済状況や、残りの返済年数・金利などもこのタイミングで確認しておきましょう。
\家計簿をつけるならマネーフォワードがオススメ/

\保険をはじめとした「家計の見直し」にピッタリの1冊/

住宅ローンの見直し術|繰上返済だけじゃない!

住宅ローンを返すことに必死になりすぎて、手元資金がなくなるのは避けたいところ。
だからこそ、無理に繰上返済をするよりも、今の返済条件を「見直す」ことがカギになります。
こんな工夫が効果的
- 金利タイプの確認(変動 or 固定):今後の金利上昇に備えて切り替え検討も◎
- 借り換えシミュレーション:金利が下がれば、総返済額が大幅に変わる可能性あり
- 繰上返済の方法を選ぶ:期間短縮型と返済額軽減型、どちらが自分に合うか見極めを
住宅ローンは「攻め」より「守り」の姿勢で。安心できる生活資金を確保しながら、将来を見据えた返済プランを立てましょう。
住宅ローンの見直しなら、無料の「モゲチェック」を活用しよう

住宅ローンの借り換えを検討しているなら、
「モゲチェック」の無料診断サービスがおすすめです。
借入額・金利・返済期間などを入力するだけで、今より条件の良い住宅ローンがあるかどうかをAIが診断してくれます。
自分で金融機関を一つずつ調べる手間がなく、最適なローンを比較・検討できるのが大きなメリット。
借り換えによって「総返済額が数十万円〜100万円単位で変わる」ケースも少なくありません。
家計見直しの第一歩として、まずは気軽に無料診断をしてみてはいかがでしょうか?
教育費と老後資金、どうやって両立させる?

必要になってくるのは教育費だけではありません。いずれやってくる自分たちの老後のための資金も必要です。この2つの準備を両立させるためのポイントを解説します。
教育費は「家計最大のビッグイベント」

子どもが小学生のうちは月々の学費もさほど負担ではないかもしれません。
しかし中学〜高校〜大学と進むにつれ、教育費は一気に増加します。
例えば…
- 公立小・中・高校 → 合計で約500万円(文部科学省調べ)
- 私立中高+私立大学 → 総額1,000万〜2,000万円になるケースも
特に大学進学時は、一気に100万円以上の出費が必要になることもあります。
教育費は「3段階」で備える
教育費の準備は、段階に分けて考えると現実的です。
段階 | タイミング | 用意する手段 |
---|---|---|
第一段階 | 小〜中学生まで | 貯金・学資保険・児童手当の活用 |
第二段階 | 高校〜受験期 | 月の家計から捻出+ボーナス活用 |
第三段階 | 大学進学時 | つみたてNISA・ジュニアNISA(終了)などの投資で備える |
「教育費は天引き貯金が基本!」です。
毎月数万円を教育資金として先取り貯金しておくことで、将来のドカンとした出費に備えやすくなります。
実家・奨学金・制度も上手に頼る
すべてを親の稼ぎでまかなうのではなく、使える制度や支援は上手に活用しましょう。
- 給付型奨学金(返済不要)
- 高等教育の無償化(世帯年収によって対象あり)
- 奨学金(貸与型)
- 祖父母からの教育資金援助(非課税枠あり)
「自分の子どもには奨学金を背負わせたくない」と考える親は多いですが、計画的に使えば負担を分散できる大事な選択肢です。

固定費を削って、生活にゆとりを

「節約=我慢」では続きません。むしろ、ムダな出費を“習慣的に見直す”ことが大切です。
例えばこんな項目から見直し

- 保険料:過剰な保障になっていないか?ライフステージに合ってるか?
- 通信費:大手キャリアから格安SIMに変えるだけで年間数万円節約に
- サブスク:使っていない動画配信や雑誌系サービスは解約してOK
まずは「固定費を削る」→「その分を貯蓄や教育費に回す」の流れを意識しましょう。
自分たちに合った家計ルールを作ろう

家計管理で大切なのは、「続けられる仕組み」を作ること。
- 1日単位の節約ではなく、月単位で全体を見て予算配分する
- 夫婦で定期的に「お金の会議」をする
- ご褒美費も含めて「貯めるための楽しみ」を作る
たとえば、「月に1度だけ、家族で外食OK」といったルールがあると、ストレスなく節約ができます。
\人生にまつわるお金について改めて見直そう/

まとめ・今見直せば、未来の自分が助かる
40代は「まだ間に合うけど、先送りにすると後が大変」な時期。
住宅ローン、教育費、老後資金という“三大支出”に向き合うには、今こそ行動が必要です。
現状を把握し、無理のない節約と備えを少しずつ積み重ねていくことで、
「やっててよかった!」と思える未来がきっとやってきます。
