読書で得られる効果がすごい!
みなさんは読書をする習慣はありますか?
読書のメリットとして一般的に挙げられる事は、
①語彙力・文章力が養われる
→日常会話では出てこない単語や言い回しに触れることができ、言葉の引き出しが増えます。会話の中でも語彙力を生かすことができ、自身の強みとすることができます。
文章を読むことに慣れ、それに伴って文章力が鍛えられると頭の中に言葉が浮かぶスピードが速くなり、コミュニケーション能力がアップするそうです。
②教養や知識が身に付く
→本は、その本を書いた方の経験や知識、思考をギュッと濃縮したものです。
自分とは違った視点、経験した事のない世界や人生に触れることができ、視野が広がります。
③仕事に役に立つ知識を得られる
→小説だけでなく、専門書を読む事で仕事で困った事や疑問に思ったことを
効率良く解決する事ができます。
④想像力が豊かになる
→描かれた情景や登場人物の気持ちを文章を通して想像しながら
読み進めていくので、想像力が鍛えられます。
⑤リラックス効果がある
→読書によって非日常を味わう事ができ、イライラがおさまったり、前向きな気持ちになったりする効果が認められています。
⑥移動時間やスキマ時間を有効利用できる
→まとまった時間が取れない方もちょっとしたスキマ時間なら取れるのではないでしょうか?
1日10分でも本を開き読書することで、時間を有効に使えている実感を持つことができます。
\いい事づくしじゃない💜/
本の紹介【ライオンのおやつ】
ここで最近読んでとても良かった本を紹介させていただきます。
\ライオンのおやつ/
テーマは【看取り】、【死に対しての向き合い方】です。
重たいテーマではありますが、主人公が残された時間を過ごす日々をとても優しく温かく描いています。
後半は主人公の病状悪化によって、読んでいて苦しくなりますが
生と死に向き合い続ける主人公の姿に、心が温かくもなる不思議な本でした。
「家族や自分が人生の最後に味わうのはこんな感情なのかもしれない」
と想像し、思わず涙が溢れました。
印象的な言葉をご紹介(※ネタバレ注意)
文中のセリフがどれも心に刺さるものばかりだったので、ネタバレになるかもしれませんがいくつか紹介させてください。
「明日が来ることが当たり前に信じられることは、本当はとても幸せなことなんだなぁ と。そのことを知らずに生きていられる人たちは、なんて恵まれているのだろう。」
「おやつは、体に必要のないものかもしれませんが、おやつがあることで、人生が豊かになるのは事実です。おやつは心の栄養、人生のご褒美だと思っています」
「生まれることと亡くなることは、ある意味で背中合わせですからね。」
「こちらからは出口でも、向こうから見れば入り口になります。きっと、生も死も、大きな意味では同じなのでしょう。私たちは、ぐるぐると姿を変えて、ただ回っているだけですから。そこには、始まりも終わりも、基本的にはないものだと思っています。」
「思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光輝くでしょう。」
どれもハッとさせられ、考えさせられる言葉ですね。
死を意識するからこそ、生きている事の素晴らしさ、何気ない日常のありがたさを再確認できるのかもしれません。
【実際に死を強く意識する出来事】は日々の生活にありふれていませんが、
こうして本を通して死を目の前にした主人公の気持ちを疑似体験することができます。
これは読書ならではの体験ですね。
日々の愛おしさに気付ける
毎日当たり前のように食べているおやつ。
おやつを美味しく食べられるということのありがたさ、愛おしさ。
本の帯のキャッチコピーにある、
【毎日をもっと大切にしたくなる物語】
の言葉通りの本でした。
気になった方はハンカチをご用意の上、ぜひ読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
\ライオンの真似💜ガオー🦁/※あくび
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