飼い主を悩ませる【爪切り】
暴れる!逃げる!噛み付く!
猫を飼う上で避けられないのが【猫の爪切り】。
飼い主にとっても猫にとっても非常にストレスを感じる作業です。
最初から大人しく爪を切らせてくれる猫ちゃんは少数派。
ほとんどの猫ちゃんが嫌がり、逃げ、暴れて、時には噛み付くことも。
爪切り後に飼い主の腕が傷だらけ。。。なんてこともあります。
我が家の猫も爪切りが大嫌いだった
我が家も子猫の頃は暴れて爪を切らせてくれなかったです。
\えっ、そんなことあったかしら。全っ然覚えてないわ〜/
なので頻繁に動物病院で爪切りをしてもらっていました。
でもなかなか手間ですし、猫ちゃんにとっても頻繁な病院通いはきっと嬉しくない。
住み慣れた家という空間で、楽に爪切りできないだろうかと試行錯誤した結果、
今ではとても大人しくスムーズに爪切りをさせてくれるようになりました!
そんな我が家の爪切りの成功例とともに、使用しているアイテムなどをご紹介していきたいを思います。
実録!我が家はこうして爪切り嫌いを克服した
①まず、マインドから変える(一番重要)
👤「よし!爪きるぞ〜!!今日こそは絶対に切るぞ〜!」
👤「えっ、なんで逃げるの?切らないと爪が肉球に刺さっちゃうよ〜!待て待てぇ〜い!」
👤「キィィィ!!!もうこうなったら何がなんでも爪切ってやるぅ!」
こんな風につい力が入ってムキになっていませんか?
・・・・私はすんごくなってました笑
当然ながら、飼い主の切羽詰まった雰囲気&鬼の形相を見た猫ちゃんは
本能的に怖がります。
逃げ出したくなるのも当然ですね。
\怖い顔ヤメテ。。。猫は焦りを肌で感じ取ってますから〜/
なのでマインドを以下のように変えてみましょう!
👤「切れなかったら今度病院で爪切りしてもらお〜」
👤「まだ互いに爪切りに慣れてないもんね!」
爪が切れなくてもすぐに命に関わることはありません。
でも猫はストレスにはめっぽう弱いです。
おおらかな気持ちで、【うまくいけばラッキー💜】くらいの気持ちで臨みましょう。
この余裕が持てるかで成功率は大きく変わります。嘘みたいですが本当です。
②互いのために猫をバスタオルでくるむ(タオルケットでもOK)
猫の安心のため、飼い主のケガ防止のために大きめのバスタオル(またはタオルケット)を使用しましょう。
\こんな感じ。赤ちゃんみたいに仰向けに抱っこします/
猫をバスタオル(長さを半分に折った)で背中から包み、優しく抱き抱えます。
ここでも焦りは禁物です。
大きめサイズのバスタオルでふんわりくるむことが大切です。
\我が家はsize約102×178cmのこちらを使用。色はホワイトサンズです/
\悪くないわね/
③できれば2人がかりが良い。話しかけ役と爪切り役で分担する。
1人が抱きかかえて優しく話けたり撫でたりし、もう1人がサッと爪を切っていく。
猫は飼い主の声を聞いて安心し、気持ちよく撫でられてリラックスできます。
2人で切るとあっという間に作業完了するので猫ちゃんの負担も少なくてすみます。
できれば複数人で爪切りに取り組みましょう。
ポイントは抱っこしている人が猫に優しく話しかけたり、おでこを撫でたりして猫の気を逸らすこと。
猫は飼い主の話を聞こうとして集中するので爪切りがほとんど気にならなくなります。
一瞬なので手際よく爪切りすることが大切です。
何度か成功すると猫も
🐈「なんだ、爪切りって痛くないし嫌じゃないわ〜」
と学習してくれます。
\爪切りはこちらのギロチンタイプを愛用しています!5年使っても切れ味抜群💙/
\ハサミタイプは切る位置が見やすい!これはパチンと音がしなくて力不要!/
\爪切りが苦手な猫には静音設計の爪やすりも。肉球周りバリカンもついて3way!/
④一本でも爪が切れたらめちゃくちゃ褒める&おやつをあげる
猫は褒められるのをちゃんと理解しています。
一本でも爪が切れたら思い切り褒めてあげましょう。
猫は自分にメリットがあることをすぐに学習してくれます。
\とろリッチの大きさがちょうど良い!/
\メリットがあるなら私も喜んで動くわよ。/
我が家では合わなかったアイテム
①猫用ネット
猫用のネットは有名ですね。
代わりに大きめの洗濯ネット(ネット生地穴が大きめで爪を出せそうなもの)を使用してもいいです。
・・・が我が家の猫ちゃんには会いませんでした。
ネットには割とすんなり入ってくれたのですが、
爪をネットから出そうとするのが一苦労で、もたもたしていたら猫もすぐに手を引っ込めてしまいます。
猫の性格によっては落ち着いてくれるかもしれません。
一度試してみてもいいでしょう。
\シンプルな猫ネット/
\お風呂や耳掃除にも便利なミノムシ型ネットもあります/
②エリザベスカラー
動物病院で必ず見かけますよね。
こちらも使用してみたのですが、
結局、猫自身が視界を遮られるのが嫌だったらしく、暴れてしまって爪切りどころではなくなりました笑
我が家はプラスチック製の硬いカラーを使っていたので嫌がったのかもしれません。
最近は柔らかい素材でご飯や昼寝もできちゃうようなカラーや、
透明で視界を遮らずに使用できるカラーもあるようなので、
それなら猫も嫌がらないかもしれません。
\柔らか素材だからご飯もお昼寝も困らない!しかも可愛い💙/
\柔らかくて軽量、透明で視界も良好なカラー!これなら良いかも!/
【番外編】こんなアイテムも人気!
〜インパクト大!〜【もふもふマスク】
一瞬ビックリしますが、こちらは猫ちゃんの『顔を隠されると大人しくなる』特性を利用した目隠し&噛みつき防止マスクです。
見た目はインパクト大ですが、猫ちゃんの事をものすごく考えて立体的に設計され、
一枚一枚手作業で縫製されています。
生地は
☑️内側→国産ガーゼ
☑️表面→オーガニックコットン
を使用して猫ちゃんに優しく、
サッと着けられるようにマジックテープ式になっています。
「息苦しくないのかな?」と気になるところですが、
鼻と口がしっかり出るデザインになっており、安全です。
ペロッと舌を出せるくらいの余裕があります。
サイズ展開は猫ちゃんの頭の大きさに合わせて8サイズあるので必ずピッタリのサイズが見つかりそうです。
【猫と飼い主両方に嬉しい商品】として、グッドデザイン賞を受賞しています。
安心して購入できますね!
\見た目はちょっとアレですが、、猫ちゃんに優しいグッズです!/
爪切りは無理せず、病院を頼ってもいい
どうしても嫌がる猫ちゃんもいる
猫ちゃんの性格や今までの記憶によっては、どうしても家での爪切りができないケースもあります。
猫も飼い主も「無理だ」と感じたら、病院を気軽に頼りましょう。
病院に頻繁にいくのは手間と時間はかかりますが、
メリットもあります。
獣医さんと頻繁に顔を合わせることにより、
猫に異変があれば早期に気づいてもらえるかもしれません。
猫自身も病院や獣医師に慣れて、いざという時にパニックを起こしにくくなるかもしれません。
\病院は好きじゃないけど、先生と看護師さんは好き💙/
猫が病院での爪切りに慣れたら。。。
病院で爪切りに慣れたのち、家での爪切りにも応じてくれる可能性もあります。
我が家の猫も、最初は病院で切ってもらっていましたが、
今では家での爪切りに慣れ、すんなり切らせてくれるようになりました。
病院での獣医師さんや看護師さんの動きや声掛けを参考にし、
「最初は尖った爪先を少しだけ切り落とすことから始めてみてね!」
という看護師さんのアドバイスのもと、焦らず根気強くチャレンジした結果です。
いずれにせよ、無理せず行きましょう!
\元気でいてくれるだけでもう100点満点なんです!/
猫の世話は大変だけど楽しい!
すぐに伸びてしまう爪、
家中に落ちる毛、
早朝のごはんコール、
忙しい時に限って「撫でて〜」とお腹を見せてくる。。。
猫との生活は結構大変ですが、それもなんだかホッコリしてしまいますね。
お世話以上に私たち飼い主に癒しや元気を与えてくれる大切な存在です。
爪切りはそんな猫との生活の一部です。
うまくいかずにイライラすることも一喜一憂することもあるかもしれませんが、
その全てが猫との思い出になります。
気楽に、気長に取り組んで行きましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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